益田YEGニュース
新年のご挨拶
令和元年度会長:中野 純 事業所:日精販有限会社
謹んで新春をお慶び申し上げます。
昨年中は地域の皆様には様々な事業を通じて本当にお世話になりました。
また、日頃は益田商工会議所青年部(益田YEG)の諸活動に対しまして格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
私たち益田YEGは今年度のスローガンとして掲げる「真価の時代に向かって 今、挑戦する勇気と情熱を行動へ!」を軸に、様々な事業に取り組んでまいりました。今年度これまでの主な事業として、私たちと地域の新たな挑戦と行動に繋がる機会となるようにと考えた「オープン例会」。萩・石見空港の利用促進を図るインバウンド型都市間連携事業として、圏域の魅力を伝えられるように企画した「川崎商工会議所少壮経済人懇談会の皆様との交流事業」。天候にも恵まれ、地域の皆様のお力をお借りして盛大に開催することが出来た「第33回ますだ産業祭」。官民の連携を構築して、益田市をよりよくしていこうと益田市役所の若手職員の方々と意見交換ならびに情報交換を行って2年目となる「故郷の新しい風会議」。現在進行中でありますが、新たな産業創出とYEG部員の研鑽につながるように企画をした「益田発!ビジネスコンテスト」など。振返ってみますと、多く皆様のお支えをいただいたお陰で各事業を成し遂げることが出来たように思います。反面、活動に取り組む中で、反省しなければならないことや種々の課題も見えてきました。改めまして事業に際して地域の皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
さて、新しい年である2020年は時代が大きく変わると予想されています。日本全体に目を向けてみると東京オリンピック、パラリンピックの開催に伴う観光人口の拡大とグローバル化。キャッシュレス化による現金取り扱いコストの削減と無人化や省力化による生産性の向上ならびに消費促進政策や大型キャンペーンによる経済の活性化。日進月歩の目覚ましい発展と続けるAIやIoTといった最先端技術の普及など。これらが私たちの生活環境に大きく関わってくるようです。一方で、内閣府のホームページによると2020年以降は深刻な人口減少が進み事業所においての人手不足がますます顕在化・問題化するとされており、「変化」が本番となってくるように感じています。
進化論で有名なチャールズ・ダーウィンは「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」という名言を残しました。企業が持続的に発展するように、私たちは、YEG活動を通じて研鑽を積み重ね、経験から得られる学びを活かして、変化を恐れずに人の魅力、企業の魅力をますます高めていかなくてはなりません。今年度の残り3ヶ月、地域経済の発展並びに振興に寄与できるように益田YEG部員一同、精一杯取り組んでまいりますので引き続きよろしくお願い申し上げます。
結びに、皆様のご健勝と御社のますますのご繁栄ならびにご発展を心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。