益田YEGニュース
平成28年度 益田商工会議所青年部スローガン
関心・感心・歓心!〜treasure innocent world〜
長期安定政権下の政策により、日本経済は比較的良好な収益環境が持続を続けており、生産に持ち直しの兆しを見せる中ですが、新興国の景気減速を受けて設備投資の拡大等は限定的と言われております。また地方経済においては、全地域で雇用は改善の傾向にあり、所得についても徐々に地方に波及され、経済の好循環に向けた動きがみられておりますが、依然として疲弊感を拭い去るに至っておりません。
そうした経済状況の中、我々が愛すべき地域である益田はどうでしょうか。山陰自動車道三隅〜益田間建設、萩・石見空港―東京路線の二便化運行維持等明るい話題もございますが、少子高齢化や若者流出による人口減などの大きな問題を抱えております。
私たちは、この地域の抱える問題に対し常に向き合っていかなければなりません。視野を広げ様々な事柄に関心を示し、その中にある心動かされた事柄に感心し、さらには地域全体で歓心しあう。そして、この3つの心を我々が地域に発信すべきことと考え、スローガンに関心・感心・歓心!を掲げました。
景気の活性は地方から!単に足元の景気動向だけでなく、中長期的な視点から検討し、地域間の成長差をもたらしている要因は何か、各地域経済が持つ強みと弱みとは何か、そしてそれらに基づく地域経済の実勢、いわば“実力”とはどのようなものか、それを把握することが重要かつ今我々に求められている事ではないでしょうか。
平成28年度、私の考えるテーマは創生です。
「益田の将来の姿はどのようなものか」、「それに向けた発展のために必要なのは何か」を検討・研鑚し、益田独自の特徴を活かした自律的で持続的な社会をかたちづくり、魅力あふれる地域のあり方を築くこと、紡ぎ出していくことを目指しております。
益田YEG一人一人が3つの心を持って、さらにはそれを大切に心に留め、創生について弾力的に取り組んでいけば、必ず我々が地域を愛すると同様に、地域が我々をより必要としてくれる。そう信じて共に活動してまいりましょう。
活動方針
一.将来の益田を鑑みた地域貢献事業
一.創生をテーマとした研修・研鑽
一.益田YEGの認知度アップ
一.他団体との交流・連携
一.組織強化・会員増強
平成28年度 会長 西野 雄一 事業所:有限会社西野建設